国税庁は、令和7年7月1日(火)、令和7年分路線価を公開しました。
全国約32万地点の標準宅地の平均は前年に比べて2.7%増となりました。上昇は4年連続。現在の算出方法となった10年以降では最大の伸び率で、2年連続で過去最大を更新しました。
標準宅地の変動率を都道府県別で見ると35都道府県で上昇し、昨年より6県増え、下落は4県減って12県でした。
全国の税務署ごとの最高路線価地点のうち、上昇率がトップだったのは前年比32.4%増の長野県白馬村。上位には北海道富良野市(前年比30.2%増)や東京都の浅草(前年比29.0%増)、岐阜県高山市(前年比28.3%増)など国内有数のリゾート地や観光地が並びました。
全国で路線価が最も高かったのは、「東京都中央区銀座5丁目銀座中央通り」(鳩居堂前)で、昭和61年分以降40年連続でトップとなり、1㎡当たり4,808万円(前年比8.7%増)は過去最高です。
鳩居堂前に続く全国2位の価額は大阪市北区角田町御堂筋の2,088万円(前年比3.2%増)、3位が横浜市西区南幸1丁目横浜駅西口バスターミナル前通りの1,720万円(前年比1.4%増)、
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