「遺言書って、お金持ちや高齢の人が書くものですよね?」
相続のご相談を受けていると、こんな声を耳にします。
ですが実は、遺言書は“特別な人”のためのものではありません。
むしろどなたでも書いておいた方がいいものなのです。
遺言書がないと、どうなる?
遺言書がない場合、相続人全員の話し合い(遺産分割協議)で財産の分け方等を決めます。
このとき、よく起こるのが…
- 「長男が実家を継ぐと思っていた」
- 「介護をしてきた分、多めにもらいたい」
といった想いのズレ。
仲の良かったご家族でも、
相続をきっかけに関係がこじれてしまうケースは少なくありません。
遺言書があると、何が違う?
遺言書があると、次のようなメリットがあります。
- ✅ 財産の分け方を自分(遺言を書く人)で決められる
- ✅ 相続人同士の話し合いが不要になり、トラブルを防げる
- ✅ 「誰に」「何を」渡したいか、気持ちを形にできる
- ✅ 相続手続きがスムーズになる
特に、
・不動産がある
・子どもが複数いる
・再婚している
・相続人の一人に多く残したい事情がある
こうした場合は、遺言書の有無で結果が大きく変わります。
「まだ早い」はありません
相続は、いつ起こるか誰にも分かりません。
実際に、
- 60代で急に亡くなった
- 認知症になってからでは間に合わなかった
というお話もあります。
遺言書は、
「死の準備」ではなく、
**「家族を守るための準備」**です。
最後に
遺言書は、書き方を間違えると
「無効になる」「かえって揉める」こともあります。
相続税等の将来の税負担も含めて考えることで、
**“本当に家族のためになる遺言”**になります。
「うちは書く必要があるの?」
「何を書けばいいか分からない」
そんな方こそ、早めにご相談くださいね。
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